レコード掘った郎のソウル・和物日記

PCDJに移行した関係でレコード購入はプチ引退中。もっぱらCDばかり購入している。ソウル・和物・ジャズがメインジャンル。

レコードせどり 初心者の方へ ① 商品表記 後編

前々回から続いている記事なんですけれども

 

レコードせどり 初心者の人へ ① 商品表記 前編 - レコード掘った郎の海外レコード通販日記

レコードせどり 初心者の人へ ① 商品表記 中編 - レコード掘った郎の海外レコード通販日記

 

ようやく後編にいったなー

長い。 自分で言うのはなんだけれども

 

そして今回も記事がちょっと長いです

 

そもそもレコード1枚の純利益がいくらか?

そもそもレコード1枚の純利益がいくらになるのか

を考えた時、ヤフオクで販売する場合

多分ですけど平均500〜800円くらいになるんじゃないかな

と自分は思ってるわけです

 

・落札された時点で約5%くらい手数料で売り上げから差し引かれる

・レコードを買いに行くときの移動費 etc

他にもいっぱいあるけど、だいたいの諸経費考えたら

純利益平均は大体そのくらいでしょう

 

だとすると商品表記にいちいち時間なんか

かけるのはもったいないわけなんすな、時給的に。

そういう意味で商品表記は簡潔に!と前回言っていたんです。

 

買い手の「買おう!」という決めては?

まず大前提として買い手は、「よし、ここで買うか」という

きっかけがあってレコードを購入する訳なんで

そのきっかけになるものがないとダメです

 

なんだっていいんです。

「価格が安い」とか、「対応がめちゃくちゃ早い」とか

「このセラーが売っている盤はすごい綺麗」とか

こういう一つ飛び出ている強みがあることがすんごい重要なんです

 

そんな中で「少しでも高く、且つ売れるようにする」ためには

何が必要か?

 

ずばり

自分や友人、愛すべきレコードバカたちに囲まれている経験上

少し高くても購入するきっかけになったケースは

「盤の状態が良いと分かる記述をしていた!」

これにつきます

 

ちなみにまともな価格設定だったら

正直言うとNMって書いているだけで売れるんですよ

何度も言いますけど今話しているのは、VG+くらいの微妙な盤を

いかに高く、且つ売れるようにするかということについて

書いているわけです

 

 話は戻して、たとえば

「A面:A-1イントロ部分に2秒ほど若干のチリプチが入るが、

    他は(NM-〜VG+)状態。

 B面:問題になるようなチリプチはなし。(NM-〜VG+) 」

みたいな表記がされているのとされていないのだけで

だいぶ購入するしないの差がでます。

 

よく「VG+:状態良好 盤面に少々薄いスリキズがあります。」みたいな記載を

しているセラーがいるんすけど、あんまりレコードを買う人にとっては

響かないんですよね

 

しかもまた経験則になるのですが、この表記方法では

買い手としては、「いくつか候補が有る中の最終的に価格で

一番安かったからここで購入した」っていうケースになりやすいので、

あまりおすすめしません。

 

あと一応、商品表記が充実しているというのもいいんすけど

時間効率的には100%無駄なんで、上記くらいの簡単な表記だけで十分です。

➡商品表記に20分くらいかけていた先輩いたけど

 ヤフオクでの商品表記は長くても10分くらいにしないと!

 

以上で商品表記の実践は終了です。

 

あれ?これだけ?と思うかもしれないですけど

実際上記のことをめんどくさがってやらないセラーって

結構というか、かなり多い

 

実際やってみると分かるけど、結構めんどくさいのよ

販売するレコードを1回通して聞かないといけないし、

しかもその特徴を記述するという行為がすごいだるい

 

もう一回言う。 

やったことがある人なら分かると思うけど

一日中この作業をしていると、本当にしんどい!

 

そうなると「あれ?こんな時間のかかる作業をするより

数多く出品して、販売数を多くした方が効率的なんじゃないか?」

っていう思考回路になっちゃうんですよ

 

けどこれが罠。

そうなるとどうしても、

数で勝負をする大型レコードセラーに値段で負けるので

レコードセラーになろうと思っている初心者の人には

お勧めしません

 

(参考例で、販売しているレコードの中の一番人気のある曲を

YouTubeでリンクを引っ張ってきて、なおかつ

「※盤全体綺麗ですが、少なくともこの曲にはチリプチは絶対に有りません」

みたいな表記をしているセラーのおっちゃんが知人にいますが

よく売れているみたいですね。)